子育て中の私
子供のためにと始めた早期教育。
といっても、さほど情報があったわけではないので、
赤ちゃん教室 というお教室にまず行ってみた。
そこで出会うのは、当然ながら教育熱心なママたち。
子供は、いろいろだったけれど忘れられないのは
見るからに賢そうで実際に聞き分けの良い男の子、パパはドクターでした。
その親子と自分たちを見比べたりしていたな…
うちの子供だって、今からいろいろ努力したら
(正確には、努力させたら・・・だよね。私はしないんだから)
きっともっと優秀な子供に育てられるはず!うちもパパは優秀なんだもの!
とか思ってたな。
子供が優秀になれば、この先受験なんかでもくろうしないはず、とか
よりよい人生を歩むためだもの!
とか考えていたなぁ
子供も嫌がるわけではなかったし、夫も悪いことしているわけではないので
反対もされず、そういう意識は変わらなかった。
そうこうするうち、2人目を授かる。
長女の時は、初めての事ばかりとは言え、時間があった。
けれど2人となると、そこまで余裕がなくて、近所の公園に通う日々。
当時は専業主婦はそこまで珍しくもなくて、公園には同世代の親子がたくさんいました。
私の生活圏は、都内に勤める人のベッドタウン。
6,000万円以上する一戸建てを買えるような人たちだから、
高学歴、高収入なんですね。
子供の教育とかの話こそしなかったけれど、
今思えば、子育ての事ばかり考えている日々だった。
それは決して悪いことではないけど、自分のことは置き去りだった・・・
続く。